こんにちは😊
最近は暖かな春の陽気で過ごしやすい日が多くなってきましたね。
今回は更年期障害についてお話いたします。
更年期障害とは
まず女性のからだは一生を通じて思春期・性成熟期・更年期・老年期の4つのステージに分類することができます。このライフステージには女性ホルモンが大きく影響しています。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。思春期を迎えるとエストロゲンの分泌が増えるため初経が始まり、更年期になるとエストロゲンの分泌が減少します。このエストロゲンの欠乏や加齢といった身体的要因、性格などの心理的要因、社会的なストレスが引き金となって更年期障害になります。
症状について
更年期の症状は人によって感じ方が様々なため個人差があると言われています。
血管運動系の症状:ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)、動機、息切れ
発熱など
精神神経系の症状:頭痛、イライラ、めまい、疲労感、倦怠感、不眠など
筋・骨格機関系の症状:肩こり、頭痛、背中の痛み、関節痛など
消化器系の症状:食欲不振、吐き気、胃もたれなど
皮膚、分泌系の症状:皮膚や粘膜の乾燥や痒み、のどの渇きなど
泌尿器、生殖器系の症状:月経異常、尿失禁、性交痛など
治療方法
当院では、ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤や漢方薬での治療をご案内しています。
漢方薬
心と身体のバランスの乱れを整える働きがある治療になります。お悩みに合わせた漢方の処方ができます。
ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射
ヒトの胎盤から抽出したエキスを使用した薬剤。倦怠感・疲労感・不眠・うつ病などの精神症状や肩こり、腰痛などの身体症状に有効です。
メルスモン注射剤は、45歳~59歳女性で更年期障害の診断をされた方が保険の適応があります。
また、当院では自費にてラエンネック注射剤もご用意しております。
更年期障害は、患者様によって症状の感じ方は個人差があります。身体がいつもと何か違うかな?と思ったらいつでもお気軽にご相談ください。