爪の変色!?爪水虫とは?
皆さんこんにちは😊
今回は、根気強い治療が大切な爪水虫(爪白癬)についてお話しします。
爪水虫とは?
爪水虫は、“白癬菌“が爪に住むために起こります。菌がついたまま通気性の悪い靴を長時間履いたりすることで、徐々に菌が繁殖していきます。増殖した菌は、爪の周りの皮膚から爪に入り込んで住み着きます😨
感染してしまうと、爪に白色または黄白色の混濁が見られるようになったり、爪が厚くなったりします。
どんな治療法があるか?
爪水虫の治療には、菌を殺す抗真菌薬と呼ばれるお薬が使われます。抗真菌薬には、内服薬と外用薬があり症状や状態に合わせて処方されます。
<内服薬>
内服すると、有効成分が血液により爪まで運ばれて、皮膚及び爪の内側から効果を発揮します。
腎機能や肝機能に問題がある方は、内服が困難な場合があります。
<外用薬>
爪の表面に塗ることで、有効成分が菌のいる爪の中や爪の裏と接している皮膚まで浸透し、効果を発揮します。
爪水虫の治療の経過
抗真菌薬には菌を殺す作用はありますが、一旦変色・変形した爪が元に戻るわけではありません!
有効成分が効いてくると爪の成長に伴って、白癬菌に感染した爪が先端の方へと押し出されて、健康な爪に置き換わります。
爪が生え変わり健康な爪になるまで足の爪の場合、1年~1年半かかりますので、じっくりと治療に取り組みましょう
見た目が綺麗になっても、菌が残っている場合があります。爪水虫を治さないと足水虫も再発や悪化の恐れがあるため、健康な爪になるまで医師に診てもらいましょう。
爪水虫は、足水虫同様に人へうつることがあります。同居の方へうつさない為にも治療が必要です。
次回のコラムでは、爪水虫のお薬について詳しくお話いたします😊