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ニキビ治療の漢方薬

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ニキビ治療の漢方薬

 

皆さんこんにちは😊

ニキビ治療の一つとして、“漢方薬”についてご相談を受けることが増えてきました。

そこで今回は、ニキビの状態や体質に合わせて4種類の漢方薬を紹介していきます🙌

 

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

10種類の生薬が配合されているため「十味」と言い、皮膚に溜まっている膿を排毒させるという意味から十味敗毒湯と呼ばれています。体力中程度の方で初期のニキビなど、分泌物が少ない傾向で、炎症反応が比較的弱く膿を持ったニキビが散発的にみられる場合にお勧めです

 

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

炎症が起こりやすく、症状が慢性化しやすい方にお勧めです。全身に栄養分を運ぶ血が不足して流れが滞ると、患部に十分な栄養がめぐらずに、化膿したり、慢性化します。荊芥連翹湯は体の熱を冷まし、血を補い、めぐらせることで炎症を抑え繰り返すにきびを改善する漢方です。

漢方医学では、「異病同治」という異なる病気でも同じ治療を行う考え方があり、鼻と皮膚に熱をもっている状態と捉え、同じ処方が選択されることがあり、副鼻腔炎を伴う方にもお勧めです。

 

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

赤いにきびに用いられる漢方薬です。比較的脂っぽい肌で顔や頭に皮膚トラブルが起こりやすい方、赤ら顔の方に適しています。漢方医学では、体内にこもった熱が上半身にのぼり、皮膚にこもるとにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎として現れると考えます。清上防風湯は、上半身にこもった熱を冷まして赤みを抑えるともに、膿(うみ)を排出することで、赤いにきびなどの皮膚トラブルを改善していきます。

 

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんよくいにん)

「桂枝茯苓丸」に「薏苡仁(よくいにん)」が加わった処方です。肩こり、頭重(ずじゅう)、めまい、のぼせ気味だが足は冷えるなどの症状がある人の月経不順、いわゆる血(ち)の道症、にきび、しみ、手足の荒れなどに用いられます。月経周期で悪化するニキビや皮膚の乾燥、シミやソバカスがある方にお勧めです😊

余談にはなりますが、ピルや抗血栓薬内服中で、シミ治療に用いるトラネキサム酸が内服できない方にもおすすめです!

 

漢方薬の使い方について

漢方薬は、皮膚表面の症状だけでなく、皮膚以外の原因を根本的に是正していくものという考え方があり、そのため個人の体質や症状によって使い分けます。

治療にあたってはお薬の服用方法をきちんと守ることが、期待される効果を高めるための第一歩です!

漢方薬には独特の味やにおいのあるものが比較的多いことが知られていますが、身体に合う漢方だと美味しいと感じることがあるようです😮それぞれの治療法に従ってきちんと服用することを心掛けましょう。

 

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