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何度も繰り返す単純ヘルペスについて
皆さんこんにちは😊
お盆休みが開け、仕事が忙しく疲れがたまってきたと相談を受けることがあります。今回は疲れが溜まったときにご相談の多い「単純ヘルペス」についてお話しします。
単純ヘルペスとは
口唇ヘルペスや性器ヘルペスのことをいいます。単純ヘルペスは、ウイルスに感染する事で発症します。
感染後、神経にウイルスが潜伏し、風邪などによる発熱や疲労、寝不足、ストレスなどで免疫が低下することでウイルスの活動が始まり症状が現れます。潜伏していたウイルスが皮膚に向かうことで水ぶくれなどの症状が出現します。一度感染すると生涯にわたって神経に潜伏するため、繰り返す病気になります。
治療方法は?
ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬になります。
潜伏しているウイルスを追い出せるお薬はまだありません。
始めてヘルペスになった方は当日に結果がわかる検査をご案内し、治療開始となります。
〇水ぶくれができる前の初期症状(ピリピリ、チクチク)を感じた時開始するPIT治療法
ヘルペスに繰り返しなりやすい方、仕事などですぐに受診ができない方にお勧めの治療!
あらかじめお薬を処方し、ピリピリなどの初期症状を感じた時に6時間以内に内服する治療方法になります。
PIT 治療は、神経でウイルスが増殖し始めた時に内服することでウイルスが増えすぎる前に増殖を抑えることができ、症状が治まるまでの期間を短くすることができます。
そのため、口唇ヘルペスや性器ヘルペスと診断されたことがあり、自分で初期症状がわかる患者さんのみに処方ができるものになります。
〇水ぶくれができた後の治療法
抗ヘルペス薬の内服薬や外用薬の処方になります。
効果を発揮するのは神経や皮膚でウイルスが増えている間になる為、できるだけ早く使用することが大切です。お薬を使用することで症状が治まるまでの期間を短くしたり症状の軽減ができます。しかし、使用を開始しても、効果が出るまで時間がかかることもあり、2日ほどは症状が悪化する場合があります。
原則5日間服用になります。
〇水ぶくれができることを抑制する治療(再発抑制療法)性器ヘルペスの方が対象
頻繁に性器ヘルペスを繰り返す患者さんに対して適応の治療になります。
抗ヘルペスウイルス薬を飲み続けることで再発をしにくくする治療方法です。
お薬を毎日服用する期間は患者さんによって異なります。そのため、まずはご相談いただければと思います。
ヘルペスになったときの注意点
・水ぶくれ後のかさぶたは無理やりはがさないようにしましょう。
・症状の出ているところを触るとウイルスが付着することがあります。触れた時は手を石けんで洗いましょう。
・赤ちゃんに移ると口内炎や発熱などの症状が現れるので、接触はできるだけ避けましょう。
症状がない時の注意点
・栄養バランスが取れた食事や十分な睡眠ととり、疲れやストレスはためないように心がけましょう。
・疲れがたまっているときや、体調がすぐれないときには無理をしないようにしましょう。
ヘルペスは一度なると繰り返す病気になりますが、その方の症状の出る頻度や生活スタイルに合わせてお薬も処方ができるものになっております。
これってヘルペスなのかな?と不安にお過ごしの方も、当院では検査ができますので是非ご相談お待ちしております。