こんにちは 🙂
寒い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか?
今日は寒暖差とも関係のある蕁麻疹のお話をしたいと思います。
蕁麻疹とは
皮膚に赤く膨らんだブツブツ(皮疹)が現れる病気です。
痒みを伴うことが多く、膨らみはごく小さなこともあれば、大きく広がっていくこともあります。消えてはまた現れるのが特徴です。
原因は食べ物や薬の摂取、衣服の擦れや日光など物理的な刺激、疲労やストレスとさまざまですが、蕁麻疹の原因がはっきりしているものは全体の27%ほどで、原因がわからないものが多いです。
明らかな刺激がなくても、毎日自発的に症状が現れる蕁麻疹を特発性の蕁麻疹といいます。特発性の蕁麻疹のうち、発症から6週間以内のものを急性蕁麻疹、6週間以上のものを慢性蕁麻疹と呼んでいます。
治療
原因や悪化因子が明らかな場合はそれを取り除き、症状を悪化させにくい環境をつくります。かゆみの原因となるヒスタミンなどの働きを抑えることが大切で、抗ヒスタミン薬を服用します。
蕁麻疹の症状は数時間で収まり、診察のときには症状がないことも多いため、症状が現れた時に写真を撮っていただき、相談されることをお勧めします。