美容皮膚科
美容皮膚科
当院では「医療脱毛」を行っております。安全性を考え、厚生労働省の薬事承認を取得し、米国FDA(米国食品医療品局)でも認可されているシネロン・キャンデラ社「GentleMax Pro」を導入しました。最も多くの施設で導入されている「GentleLase Pro」の最新上位モデルです。
どんな肌タイプ、毛質にも
GentleMax Proは速くて効果的なアレキサンドライトレーザー(755nm波長)と皮膚の深いところまで届くNd:YAGレーザー(1064nm波長)の2種類が1台に搭載されています。細かく設定できるため肌タイプ(色白、色黒、日焼け)、毛の質(太い、細い)、毛の濃さに合わせた対応が可能です。
当院は照射直径24mmサイズも準備しましたので、従来の1.5倍の速さで施術できます。しかし、隙間なく丁寧に照射しますので、全身ですと約2時間(診察、着替時間込み)かかることをご了承ください。
痛みについて
DCDシステムという特許技術による冷却ガスで直接皮膚を冷やしながら行うことにより、痛みは非常に小さくなっています(ジェルの塗布は不要)。また脱毛時の熱から皮膚を安全に保護します。部位によって痛みがあるときのため、塗る麻酔薬も用意しております。
安全のため
厚生労働省が承認済みのレーザーです。米国FDA(米国食品医療品局)でも認可されています。また、皮膚科専門医の診察のもと医療脱毛を行います。
効果
4回照射で75%~85%の減毛効果を認めるため、当院ではまずは3回の照射をお勧めしております。さらにツルツルにしたい方は、追加照射のプランをご準備しております。
脱毛前
脱毛後
医療脱毛について
カミソリや脱毛クリームなどの自己処理より肌に負担がかかりません。色素沈着や肌荒れも防げます。エステ脱毛で使われる光脱毛器(医療機器ではありません)と比べられることがありますが、毛根への作用効率が高いため(3倍程度といわれています)、施術回数や施術期間が3分の1くらいになると考えられます。
なお当院の医療脱毛は、スピードアップするためオプションの24mm大口径スポットサイズを使用しておりますが、すき間なく照射するため全身の場合2時間程度お時間がかかります。
※18歳以下の方は、保護者の同席または同意書が必要です。
ニキビやニキビ跡、毛穴づまりの改善、肌のコラーゲンの産生や新陳代謝の促進に効果のあるサリチル酸マクロゴールピーリングを行っています。サリチル酸は皮脂となじみがよく強力な角質溶解作用があります。一方で赤み、刺激の問題点がありましたが、マクロゴールに溶解することで効果と安全性が高まりました。肌表面にある古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを活性化する作用があります。当院では、刺激感の少なめな「サリチル酸マクロゴール」、効果の高い「ベビーピール」(サリチル酸マクロゴール+コウジ酸)を用意しました。ベビーピールは濃い濃度も準備しておりますので、慣れた方、症状の強い方にお勧めしております。さらにコウジ酸配合により美白効果が得られます。
方法
月1回の施術を、5~6回お勧めしております。
※予約制です。
※妊娠中、授乳中の方はお断りしております。
リスク・副作用
※18歳以下の方は、保護者の同席または同意書が必要です。
高濃度TCA(トリクロロ酢酸)、低濃度過酸化水素、コウジ酸が配合された薬剤を、肌にやさしくマッサージしながら浸透させることで、線維芽細胞を活性化させてコラーゲン増生し、肌にハリや弾力をもたらしていきます。コウジ酸のメラニン生成抑制作用によりシミやくすみも改善していきます。即効性がありますので、施術直後からハリ、ツヤ、透明感を実感できます。まれに翌日に皮むけすることがありますが、ほとんどダウンタイムがなく、施術当日は洗顔やメイクが可能です。
成分について
方法
およそ30分くらいかかります。
2~3週間おきに5回が目安です。
その後は、1ヶ月ほど肌を休ませた後、メンテナンスとして1~2ヶ月毎がお勧めです。
※予約制です。
※妊娠中、授乳中の方はお断りしております。
※18歳以下の方は、保護者の同席または同意書が必要です。
リスク・副作用
ダーマペンは髪の毛より細い超極細針で肌の表面に小さな穴を一時的につくり、肌の回復力を高める治療です。先端には16本の超極細針がつき、毎秒1,920個の穴をあけられます。深さは最大3.0mmまでで調整しながら有効成分を浸透させます。コラーゲンやエラスチンが生成されることで、肌のハリや弾力を蘇らせ、ニキビ跡や肌の凸凹、毛穴の開き、小ジワの改善効果が期待できます。同時に有効成分も導入されますので、肌の引き締め、若返り効果も期待できます。
当院の施術には、表面麻酔と成長因子の入った美容マスク、炎症を抑えしっとり仕上げる専用保湿クリームが含まれています。
効果
オプション
ダーマペン4は以下の薬剤を追加導入できます。
Retinal active
<若返り、ニキビ>
ビタミンA・Eを高濃度に含み、日光や加齢による肌ダメージや衰えを目立ちにくくします。肌の再生を促進し、ニキビ痕を滑らかにします。
BENEV<成長因子>
<若返り、ニキビ痕>
成長因子は、お肌の弾力とハリのもととなるコラーゲンやエラスチンを増やしたり、損傷を受けた細胞の再生を助けターンオーバーを促進します。
日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAより製造認可を受けており、次の有効成分が配合されています。FGF(線維芽細胞成長因子)、EGF(上皮細胞成長因子)、ヒアルロン酸、アミノ酸、ビタミンなど。
Rejuran skin booster
<若返り>
サーモン注射と言われることもあり、組織再生物質PDRNにより肌を活性化させます。4種のアミノ酸を含み、年々失われる肌コラーゲンを維持します。Hyaluronic acidにより肌の保湿力を高め、皮膚の再上皮化を促します。
ウーバーピール
<ニキビ>
ピーリング作用により、ニキビやニキビ痕、色素沈着を改善させます。肌を再生させ、コウジ酸やアルブチンで美白作用をもたらします。
ヴェルベットスキン(PRX)
<ハリ、若返り>
成長因子が活性化され、線維芽細胞からのコラーゲン生産を高めます。美白作用のあるコウジ酸配合です。
方法
洗顔
麻酔クリームを塗る(20分待つ)
ダーマペン4で施術し、基本はハイラアクティブを導入します。オプションで薬剤も追加できます。
ハイラアクティブはヒアルロン酸複合体が潤いを与え、コラーゲン形成、細胞修復を促進する抗炎症ミネラルや活性ビタミンが主成分です。
成長因子などの入ったマスクパックでしっとりさせながら鎮静します。
1枚1,000円以上する美肌マスクを使用しますので、処置後の炎症を抑え潤いを与えます。
炎症を抑える正規品の保湿クリームでお仕上げいたします。
SOIN EXTRÊMEは、炎症を起こした肌を落ち着かせ、肌をしっとりさせます。
およそ50分くらいかかります。
3~4週間おきに5回が目安です。
その後は、1ヶ月ほど肌を休ませた後、メンテナンスとして1~2ヶ月毎がお勧めです。
※予約制です。
※妊娠中、授乳中の方はお断りしております。
※重度の敏感肌やかぶれなどをお持ちの方は施術をお受けいただけません。
※18歳以下の方は、保護者の同席または同意書が必要です。
リスク・副作用
シミにはいくつかの種類があります。通常はこれらが混じっていることが多いです。
治療法
薄くて範囲が広い場合は、トレチノインクリーム+ハイドロキノンクリームを塗ります。あるいはケミカルピーリングを行います。濃くて小さい場合は、色素レーザーがお勧めです。
色素レーザーが第一選択です
※当院ではレーザーの取り扱いがありません。レーザー治療をご希望の場合は紹介となります。
トランサミンとビタミンC(とビタミンE)内服+ハイドロキノンクリームで、少しずつ治します。治療に時間がかかる疾患です。擦らないこと、日焼け止めの使用が必要です。色素レーザーは禁忌です。
ハイドロキノンクリームを塗ります。
当院ではトレチノインクリームをご用意しております。
皮膚のツヤ、ハリが増して、印象が変わります。ただし深いしわには効果がありません。
※現在納期が不安定となっております。ご購入希望の方はお手数ですが、クリニックへお問い合わせください。
初診時と3ヶ月毎の診察が必要です。初診:1,500円、再診:1,000円の診察料がかかります。
ハイドロキノンクリーム
シミの原因であるメラニン色素を作らせなくする美白剤です。メラニン色素は表皮の深い層にあるメラノサイトという細胞で作られますが、ハイドロキノンはメラノサイトの活性を抑制し、メラニン色素の産生を抑えることができます。シミの治療では、ハイドロキノンで新しいメラニン色素が作られるのを防ぎ、トレチノインでメラニン色素を排出するという併用療法が効果的です。これらのシミに有効です。
トレチノインクリーム
トレチノインとは、ビタミンAの誘導体で生理活性が高く、米国ではしわ・ニキビの治療医薬品として使用されています。表皮の細胞を活発に増殖させるため、表皮の細胞はどんどん押し上げられていき、皮膚のターンオーバーが活発になります。それにより、きれいな新しい表皮に置き換えられます。
<効能>
<リスク・副作用>
数日後から皮剥けと赤みがでます。その後1週間程度で落ち着きますが、これはトレチノインの薬理作用によるものです。ご心配なときはトレチノインを中止しご受診ください。
※妊娠予定、妊娠中、授乳中の方はご使用できません。
<注意事項>
トレチノインは米国ではしわ・にきびの治療医薬品としてFDAに認可されており、皮膚の若返り薬として使用されていますが、ハイドロキノンおよびトレチノインは医薬品医療機器等法において未承認の薬剤になります。同一の成分を有する他の国内承認医薬品等はないため、当院では常盤薬品から購入し院内製剤として作製しています。
アクネトレントはイソトレチノインというビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑えたり皮脂腺を収縮させる作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、治療が難しい重症のニキビに対して効果があります。欧米ではニキビ治療の薬剤として認知され、「ニキビ治療薬の切り札」とも言われていますが、日本では厚生労働省の認可がおりてないため保険が適応されません。これまでいろいろな治療をしたけれど改善しないという方に試していただく治療です。
効果
症状が進行した重度のニキビの改善が期待できます。
内服方法
1日1回、16~24週間の内服で効果が期待できます。8週目くらいで効果があらわれることが多いです。改善が乏しい場合は、2ヶ月以上あけてからもう1回同様に内服します。強力な薬剤であるため、医師の指示の下、用法用量を守って使用していただくことが重要です。事前に血液検査が必要です。(血液検査代別)
治療が受けられない方
持病、アレルギー、お肌の状況などによっては治療できないことがあります。
副作用
などがあり、皮膚や粘膜の乾燥症状以外は稀な副作用です。
注意事項
医薬品医療機器等法において未承認の薬剤となり、医師の判断のもと個人輸入手続きを行っています。
※未成年の方は、保護者の同意書が必要です。
医療用ステンレスと、その上に24金コーティングをほどこしたピアスの2種類を用意しております。
※耳たぶのみ対応しております。(軟骨には対応しておりません)
※亀田医師の外来(毎週木曜日)では、ピアスホールの対応はしておりません
リスク・副作用
アンチエイジング、免疫力アップ、更年期障害などに効果のあるラエンネック注射を行っています。厚生労働省で認可されている医薬品です。週1~2回を1回1~2アンプル(本)を受けるのが理想的な頻度となるでしょう。
効能
リスク・副作用
※18歳以下の方は、保護者の同席または同意書が必要です。
疲労回復に即効性のあるアリナミン注射を行っています。主成分はビタミンB1で、エネルギー代謝を活発にして神経や筋肉の働きを改善する効果があります。注射をするとにんにくのようなにおいがしますが、にんにくが含まれているわけではなく、においは数分でなくなります。
効能
高濃度ビタミンC点滴は、抗酸化作用によって肌のハリや潤いをもたらし、老化防止、免疫力向上、疲労回復に効果があることが知られています。
効能
リスク・副作用
G6PD検査(※)
生まれながらの体質により、高濃度ビタミンC点滴で溶血性貧血が起きることがあります。
一度行われていれば再検査の必要はありません。以前に検査をされた方は受診時に検査結果をご持参ください。
検査結果がでるのに1週間かかります。検査結果がでてから点滴開始となります。
(日本人のG6PD異常症の発生は0.1%ほどで、さらに溶血で問題となる例は低いといわれています)
※20g以上をご希望される方にお願いしております。
※予約優先です。予約がない場合、お待たせすることがあります。
AGAとはAndrogentic Alopeciaの略で男性型脱毛症のことです。毛周期のうち成長期が短くなり、休止期にとどまる毛が多くなることから、頭髪が細く少なくなる状態です。日本人男性の場合、30歳代から始まり、発生頻度は30%程度といわれています。遺伝と男性ホルモンが関与しています。
治療法
①内服
「プロペシア(フィナステリド)」「ザガーロ(デュタステリド)」という薬を内服します。AGAの原因となる男性ホルモンDHT(ジヒドロテスステロン)の生成を抑える薬で、ご自身が決めた時間帯に1日1回内服します。肝臓で分解されるため、年1~2回の肝機能検査(血液検査)が推奨されます。また肝障害を指摘されたことのある方は医師にお申し出ください。
②外用
ミノキシジルという塗り薬の併用をお勧めしております。5%、1%の2種類があります。女性は1%からの開始をお勧めしております。
これらの内服、外用が、日本皮膚科学会ガイドラインで唯一推奨度A(行うよう強く勧める)に挙げられている治療です。個人差はありますが、内服開始後約6ヶ月で効果が現れ始め、1~3年で薄毛が徐々に減って効果を実感できる場合が多いようです。すぐに効果が出なくても途中で諦めず、治療を続けていくことが大切です。
リスク・副作用
フィナステリド(プロペシア)、デュタステリド(ザガーロ)は、性欲減退(1~5%未満)、勃起機能不全など男性機能障害、肝機能障害、うつ症状(1%未満)などの副作用報告があります。ミノキシジルは、皮膚の発疹やかゆみ、頭痛、めまい、胸の痛み、心拍亢進、手足のむくみなどの副作用報告があります。20歳未満での安全性が確認されていないため、未成年には処方できません。厚生労働省に承認されていますが、美容目的での使用については保険適応外の自由診療となります。