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爪の周りの炎症「陥入爪(かんにゅうそう)」について

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爪の周りの炎症「陥入爪(かんにゅうそう)」について

みなさんこんにちは😊

最近、運動会などでいつも以上に運動するようになり爪の相談が増えてきました。今回は、爪の周辺の炎症についてお話しさせていただきます。

 

爪の性質と役割

爪は硬くて丈夫ですが、皮膚や髪の毛と同じケラチンというタンパク質でできている皮膚の一部です。爪が健康でいるためには爪の主成分であるタンパク質やビタミン・ミネラルなどを含んだバランスの良い食事を摂ることが大切です。

足の爪の伸びる速度は、手の爪の約半分と遅く、生え変わるのに1年~2年かかります。このため、爪を傷つけたり病気になったりすると、健康な爪になるまでに長い時間がかかります。

爪は指先の形を整えたり、細菌やカビなどの感染を予防したりしています。足の爪は体を支え、踏み込む力を強くする役割があります。

陥入爪とは

爪のふちが皮膚に食い込み、爪の周辺が痛くなったり腫れたりすることです。

最も多い原因は、深爪になります。爪が短すぎると歩くたびに爪の両端が皮膚に押され炎症が起きやすくなります。

その他では怪我や足の変形、巻き爪などによっておこることもあります。

ご自宅でのケアについて

・乾燥が気になる場合は爪とその周辺の皮膚も保湿しましょう。爪に水分や油分を補うネイルクリームや保湿クリームを使って、マッサージしながら塗りこみましょう。足先の血液の流れが改善され、爪や指先の荒れを防いでくれます。

爪の正しい切り方

・できるだけ入浴後など爪が柔らかい時に切りましょう

・爪がわれないように端から少しずつ切りましょう

・爪の先端が四角い形になるように切りましょう。

・爪の先端が親指と同じ長さになるように切りましょう

・爪角を短く切り落とさないように注意しましょう。

おすすめの靴の選び方

・ピッタリサイズでつま先にゆとりのある靴を選びましょう。立った時、歩いた時に足の指先が当たらないのが大事です。

・かかとがしっかりして、靴ひもタイプがおすすめです。靴ひもで固定すると足の指をしっかり使って歩けるようになります。

・ヒールは低めに。2-3cmまでが余計な負担がかかりにくい目安です

・必ず試着し購入しましょう。前後のサイズ3つは試着するのがおすすめです。

靴を履くときの注意事項

必ずかかとを合わせ、靴ひもをしっかりと結びなおしましょう

椅子や段差に腰を腰かけ、靴のかかとを床にトントンと軽く打つようにすると無理なく履くことができます。

その後に、靴ひもを締め、立ち上がってみて、ひもがきつ過ぎたり、ゆる過ぎたりせずに足の甲にフィットしていることを確認してから出かけましょう。

 

炎症が起きた時には外用薬や内服薬での治療が可能です。痛みが出たら悪化予防の為、すぐに受診がおすすめです。爪のトラブルは切り方や靴で予防ができるものになります。ケア方法が良くわからない方は、是非お気軽にご相談ください。

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